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TOKYOからOKINAWAに移住したHOMME

20代後半で思い立ったように東京から沖縄に移住したヤローの徒然+プログラム関連作業用メモ

0から始めるレ一ベルスタート講座

レーベルを運営するにはCD制作は欠かせない。ここではCDの作り方から宣伝方法まで、ちょっとしたアドバイスも含め、ゼロから教えます。わかっている人も、読んでみたら意外と自分がこれまで失敗してきた理由が見つかるかも!

 STEP1・バンドを見つける

あくまで『一緒にやれる人とやる』こと

まずは当然、リリースするアーティストなりバンドがいないことには始まらない。自分の音源をリリースするならいいが、問題はそろでない場合。要するに、リリースしてくれる人を探さなければいけないわけだ。

典型的なパターンとしては、知り合いのバンドに出してもらうこと。それもいなければ、ライブを見て探すのが一般的な方法だ。ただしその場合の注意点は、「一緒にやれそうな人とやる」ということ。どんなにいい音楽でいい

ライブをやっていても、人間性が合わなかったらトラブルも起こりがち。結果としてお金だけでつながる関係性になりかねない。

そこで、冗談でなくよくある話としては、ライブに行く打ち上げに参加して一緒に飲む気が合ったら交渉する、というパ夕一ン。バンドをやっているなら、対バンをやって、打ち上けで飲んで、一緒に盛り上がれるようなら交渉する。この方法論はマジメな話、多いのだ。

 

STEP2・スケジュールをたてる

リリース日をもとに逆算式で出していく

リリースするア一テイストなりバンドを見つけたら、次に行なろのは戦略立て。どういう客層に向けてリリースするのか、どこにプロモーションすればいいのか、そもそもどれぐらいの枚数を作るのか、予算はいくらかけられるのか…etc

同時に、月単位で構わないので何月にリリースするのかを決め、それをもとに大枠のスケジュールを詰めていく。いついつリリースするには、いつまでにレコーディングを終えればいいのか、いつまでにメンバ一に曲をそろえさせればいいのか、またリリース記念のツァ一を行なろならそれをいつやるのか•••etc

要はリリース日を起点に、もろもろのスケジュールを逆算して出していくわけだ。これらをバンド側と話し合いながら決定していく。

 

STEP3・レコーディングする

好きなCDのエンジニアにアタックしてみる

まずはどこでレコ一デイングするのか。レコ一デイングスタジオはピンからキリまであるので予算に合わせて選ぶべきだが、もし余裕があるなら、スタジオ選びよりもエンジニア選びを優先するとし、い。もちろん最初からッテはないだろうから、好きな音のCDのレコデイングクレジットを見て、どこのスタジオで、エンジニアは誰がやってるのかを調べて、連絡を取ってみる。音を気に入ってくれたら、有名な人でも意外と安い値段でやってくれることが多々あるはずだ。

また、もしパソコンなどで音を録れる環境があるなら、デ一夕を送って海外のエンジニアにやつてもらうというパ夕一ンも最近は多い。海外の憧れのエンジニアにやつてもらえるチヤンスも今は広がっているのだ。

レコ一ディングのトラブルでよくあるのは、メンバーが煮詰まったり、逆に欲が出てきたりで、時間がかかってしまろこと。とはいえ時間と予算はかぎられている。当たり前だけど、スタジオに入る前に、どういう録り方をして、レコーディングには何日かけられるのか•••etcをバンド側とキチンと話し合っておくことが大事だ。

なお、ミツクスダウンはレコ一ディングスタジオで行なうのが一般的。また、今はマスタリングまでやってくれるレコーディングスタジオも多いし、プレスエ場で対応してくれるところも多い。いずれにしても、ミツクスダウンとマスタリングの予算も、ちゃんと計算しておかないといけない。

 

STEP4・プレスする

ジャケットなど印刷物は多めに作っておく

マスタリングまで済んだら、次はその音源をプレスしCD盤にする。プレスエ場はたくさんあり、ネットなどで簡単に見つけられるので、予算に合ったところを見つけよう。

ここでの一番の問題は、何枚プレスするのか。最初はどしても勘に頼ることになるだろうが、いずれにしても初回の枚数は抑えめに設定したほろがいいはず。逆に、ジャケットなどの印刷物は多めに作っておくこと。CDのブレスに比べ、印刷物の再発注はコス卜がかさむので、追加するときはCDだけプレスするようにしたほうが得策なのだ。ここは経験豊富な人でも見誤ることがあるところ。失敗することも視野に入れつつ、適正な見極めをしよう。

通常かかる納期は、発注から23週間後というところ。またジャケットなど印刷物も、デザイン済みのデ一夕を持ち込めば対応してくれ、包装までしてくれるところも多い。ちなみに海外プレスのほろが安いが、納期を厳守したいなら国内のほうが安心。

なお、プロモーションなどで使うサンプル用のCD-Rをそこそこ作りたいなら、何枚か一気に焼けるCD-Rマシンを購入するのがおすすめ。

 

STEP5・ディストリビューションする

ここが一番の難関。地道に開拓していくしかない

インデイ一ズレーベルの場合、ここが一番の難関ポイント。せっかくCDを作っても、売ってくれるところがなければ在庫の山になるばかりだ。

とはいえ、初めてCDを出すよろな人が大手の流通会社をいきなり訪ねても、簡単には取り扱ってくれないといろのが実情。

となると、残された手段としては、CDショップを11軒回って置いてもらうか、ライブ会場で物販するか、自分のサイ卜で通販するか。パンク専門店、メタル専門店、ヴイジユアル系専門店など個性の強いインデイ一ズショップの場合は、それ系のバンド

だったら取り扱ってくれるチヤンスは高いかもしれないが。話は戻るが、ここも含めてのブレス枚数を考えることが大事なのだ。

ただ、先人たちがみんなそろだったように、あきらめず地道にル一卜を開拓していくことが、今後のレ一ベルの行き先を決定することになる。そこはがんばるしかない。

 

STEP6・プロモーションする

リリースの2ヶ月前には音を持って回ること

雑誌だったらリリースの2ヶ月前からプロモーションを開始するのが一般的。そこで音がないことには宣伝もしっかりとできないので、3ヶ月前が理想だが、少なくともリリースの2ヶ月前には作品が上がっている必要がある。

なぜ2ヶ月前かというと、ほとんどの音楽雑誌は月刊で、リリ一スに近い号の編集はそれぐらいから始まるから。そのうえで、そのバンドの音やイメージに合った雑誌を攻めること。傾向の違ろ雑誌を攻めても、編集部員レベルでは気に入ってもらえても雑誌として層が違ろので扱えない、という理由で断られるケースは多い。

また、意外と大事なのが、アーティストの写真を添えること。担当者の記憶に残させるには、音だけでは不十分で(といろか聴いてもらえないことも多い)、視覚的に覚えさせることも大事なのだ。

 

2006年「音楽主義」より